就職活動の不安と緊張をCBDで乗り越える

メンタルヘルス

私たちの多くは、経験、給与の変遷など自分の履歴書に関係なく、面接で緊張するのは当たり前で特別なことではありません。2016年にハリス・インタラクティブ社とエベレスト大学が行った調査では、92%の人が面接前の不安を経験しているという結果が出ています。

手のひらに汗をかき、深呼吸しても落ち着かない、胃に緊張を感じ、心臓の鼓動が激しくなるなど、ヒトは緊張を感じることで面接に集中できなくなってしまいます。そこで注目されているのがCBDの抗不安作用です。このCBDの効果が緊張から起こる症状を緩和できるかもしれません。

CBDをマリファナと勘違いしている人もいるかもしれませんが、CBDを摂取したことで特別にテンションが高くなったり、受け答えが曖昧になるようなことはありません。ここでは、面接前にCBD摂取することが本当に良いことなのか、欠点はないのか、CBDの抗不安作用の効果について検証したいと思います。

CBDは就職の面接の不安を緩和させる?

誰もが経験する就職活動。自分の能力や経験を初対面の人に品定めされる感覚は誰でも不安になると思います。CBDは気持ちを落ち着かせる抗不安作用が期待できると言われていますが、緊張する環境に対して有効なものかどうかを論じた二つの記事を紹介します。

CBDは緊張からくる利尿作用を緩和させる?

緊張すると利尿作用がある、またはお腹が痛くなるという経験はありませんか?ヒトは不安や緊張を感じると脳だけでなく、胃や腸にも異常をきたす傾向があります。それらの傾向とCBDの関連性についての記事は以下の通りです。

【CBDは神経質な胃を落ち着かせる可能性があります】

不安を感じると、その不安は脳内にとどまることはなく、体中にさまざまな影響が広がります。不安の一般的な副作用は消化器系の不具合であり、面接の2分前など、最も行きたくない環境でトイレに駆け込みたくなります。

CBDはこのような不安を解消してくれるのでしょうか。複数の研究では、カンナビノイドが腸の動きを調節することを示しています。2016年に出版された『Cannabis and Cannabinoid Research』誌の論文では、CB1受容体は「ヒトの胃腸管におけるコリン作動性神経伝達(トイレに行く頻度を調節する動き)を制御し、収縮性の主要な調節因子である」と結論付けています。

また、CBDが過敏性腸症候群を緩和する可能性があることを示す証拠もあります。例えば、2014年に出版された『Inflammatory Bowel Disease(IBD)』誌に掲載された313人の調査結果では、CBDの使用とIBD患者の腹痛および下痢の改善との関連を示しました。言い換えれば、面接前にトイレに出入りしたくなることに気が付いたら、CBDを試してみる価値があるかもしれません。

引用元:cannabisMD『Could CBD Help With Job-Interview Anxiety?

CBDは人前で話すことへの不安を緩和させる?

面接官と話す際にどうしても緊張してしまう人は多いと思います。人前で話すと頭が真っ白で言葉に詰まる。言いたいことが整理できなくなり、何を発言しているかわからなくなるなど。CBDはこれらの作用を緩和できるのでしょうか。

【CBDは人前で話す不安感を軽減する可能性があります】

米国では大麻の研究について開放的になってきていますが、ヒトを対象とした大麻の研究は法律上まだ困難なのが実情です。従って、面接の不安に対するCBDの直接的な影響をテストする研究は今のところありません。しかし、2011年に行われた臨床実験では、人前で話す際の不安感に対するCBDの効果を調査しています。

この研究は24人の参加者を対象に、人前で話す前にCBDとプラセボのどちらかを投与するという小規模なものでしたが、結果は(潜在的に)大きなものでした。研究者は、テストの90分前に600 mgのCBDを与えられた被験者について、不安、認知障害、およびスピーチ能力の不快感の大幅な減少を示したことを発見しました。

一方、プラセボを投与された参加者は、対照群と比較して、より高い不安、認知障害、不快感、および注意力のレベルが高くなっていることを示しました。『Neuropsychopharmacology(神経精神薬理学)』にオンラインで公開された結果は、面接の前にCBDを摂取するかのヒントを与えてくれます。

そして、この研究は有望ですが、600mgのCBDというと、一般的に市販されているCBD製品よりもはるかに高い用量であることに注目する必要があります。例えば、ほとんどのCBDカプセルとグミには1個あたり5〜25mgのCBDが含まれていますが、高強度のチンキ剤でさえ、1回あたり約50〜60mg程度です。

引用元:cannabisMD『Could CBD Help With Job-Interview Anxiety?

こちらの臨床実験ではCBDの摂取量があまりにも高用量であるため、決定的な調査結果になりません。しかし、用量を考えずに効果のみに注目すれば、CBDの不安感を緩和する効果に期待できるかもしれません。

CBDの効果には個人差がある?

CBDの抗不安作用の効果は、決定的な研究結果が出ているわけではありません。更に言えば、CBDの効果や副作用の有無にも個人差があります。多くの研究ではCBDの安全性も優れていると示されていますが、特に高濃度の製品を摂取したり、飲み過ぎてしまった場合は吐き気、疲労感、イライラなどの副作用を引き起こす可能性もあります。面接時にこれらの副作用が起きてしまっては元も子もありません。

重要なのはCBDを摂取経験があるということです。つまり、CBDを摂取した際に自分自身の効果を把握しているかどうかが重要です。

効果を優先して通常より多量に摂取したり、高用量の製品を使用することはおすすめできません。メーカー側が指定した適量のCBDを摂取することは副作用が起きる可能性は圧倒的に減少すると思います。使い慣れていない新製品や多い用量、または異なる摂取方法(チンキからグミに変えるなど)など、今まで試したことのない製品・摂取方法は裏目に出る可能性が高くなるので止めておきましょう。

より効果を高めたいという方はCBDだけに頼るのではなく、その他の方法とCBDを組み合わせてみてはいかがでしょうか。緊張を緩和する代表的な対応策を3つご紹介します。

文章を書く

ペンと紙を用意し、面接で発言する予定の文章を書き出してみましょう。キャサリン・ブルックス博士は『Psychology Today』誌に「”書く”という行為は、就職の面接だけでなく、不安を軽減するために行う最も一般的な治療の一つです。」と発言しています。

ペンと紙の他にCBDを用意することで、この対応策はより効果を高めるかもしれません。適量のCBDを摂取した後に、これから発言しようとしている文章を書き出してみてはいかがでしょうか。

運動をする

アメリカの不安うつ病協会『Anxiety and Depression Association of America(ADAA)』によると「5分間の有酸素運動は抗不安効果を刺激します。」と発表しています。

運動と言っても、激しい運動でなくとも大丈夫です。面接日の朝に10分間程度のランニング、ダンス、縄跳びなど、もっと軽い運動であればスクワット、腕立て伏せ、軽い小刻みのジャンプなどを面接の直前に行っても良いと思います。

そしてこれらの効果を高めるには、運動前、運動後にCBDを摂取すると相乗効果が生まれるかもしれません。

“4-7-8″の呼吸をする

“4-7-8″という呼吸法は不安を感じている人におすすめです。面接に向かっている移動中や、会場での待ち時間など短時間でできるのでとても便利だと思います。呼吸方法は以下の通りです。

鼻から4秒間息を吸う → 7秒間息を止める → 8秒間ゆっくりと鼻から息を出す

こちらもCBDを摂取した後に呼吸法を行うことで効果が高まるかもしれません。

CBDが不安や緊張を緩和させる仕組み

CBDには不安や緊張を緩和させる効果が期待されています。なぜそのような効果が生まれるのでしょうか。CBDを摂取することで緊張を緩和させる仕組みを改めてご紹介します。

CBDとは

CBDは大麻植物から抽出される成分ですが、抽出物の40%を占めていると言われています。大麻と聞いて「CBD=ドラッグ」と連想する人もいると思います。CBDに向精神作用はなく有害な影響はありません。マリファナを摂取して”ハイになる”というイメージは、向精神作用を持つTHC(テトラヒドロカンナビノール)の効果でCBDとは異なる成分です。

従ってCBDは「違法」「ドラッグ」ではないので、法的にも身体的にも安心して使用できる成分になります。

また、CBDは体内のエンドカンナビノイドシステム(ECS)に作用することでリラックスした穏やかな気持ちになるなど、心身共に広範囲な健康成分として世界中から注目を集めています。

不安や緊張を緩和させる仕組み

CBDを使用すると、脳の働きが変わり、落ち着いて理性的になる効果があると言われています。

CBDはECSに作用することがわかっていますが、この作用が体全体にどのような影響を及ぼすのか正確な定義はありません。しかし、このメカニズムを通じてCBDは何らかの形で特定の神経伝達物質(脳内化学物質)のレベルを上げると言われており、特にセロトニンと呼ばれる神経伝達物質を増加させると言われています。

セロトニンは「快感ホルモン」とも呼ばれるもので、友達と一緒にいるときやおいしい食事を食べたとき、運動したときなどに放出される成分です。

また、セロトニンは脳全体の活動を活性化させる「興奮性神経伝達物質(コルチゾール、アドレナリンなど)」を、抑制させる「抑制性神経伝達物質」として知られています。実際に「睡眠ホルモン(メラトニン)」の生成もセロトニンが活躍します。リラックスし、不安を緩和させることで、面接時に必須な冷静な判断ができるのではないでしょうか。

落ち着いて明確な答えを発言する姿勢は、面接官に好印象であることは間違いありません。

面接以外でCBDが役立つ場面

CBDは緊張や不安を緩和させることができれば、何も面接時のみ役立つわけではありません。もちろん面接以外の場面でも日々の生活で役立たせることが可能です。

  • スピーチ
  • プレゼンテーション
  • 試合
  • 試験
  • 発表会
  • デート・告白

上記項目で共通しているのは「ミスをしてしまったら…」と想像してしまう環境だというとです。ミスをしてはいけないという不安がストレスに繋がり悪影響をもたらします。特に慢性的なストレスは不眠症うつ病など多くの病気や健康上の問題を引き起こす可能性があります。

現代では全くストレスが無い生活を送るのは難しいかもしれません。各々のストレス解消法があると思いますが、その選択肢の1つにCBDを導入しても良いのではないでしょうか。

まとめ

CBDは、リラックス作用抗不安作用が期待できる成分です。この効果は、就職活動の面接などで不安や緊張を緩和させることに期待できる成分とも言えます。

もちろん、CBDの効果には個人差があるので摂取した方全員に効果があるとは限りません。実際に、不安や緊張を緩和できる決定的な研究結果はありません。しかし、動物を対象にした研究例は多く、ほとんどの研究者がCBDは抗不安、抗ストレスに効果が期待できると発表しています。

そして、気軽に行えるストレス解消法や、緊張をほぐす方法と併せてCBDを使用することで効果が高まるかもしれません。例えば”文章を書く”、”運動をする”、”呼吸を整える”など多くの解消法が存在します。これらと併せてCBDを使用してみましょう。

ヒトは、失敗が想像できる環境で不安や緊張を感じてしまう傾向にあります。就職活動や面接に限らず、日々生活していれば避けて通れません。CBDを有効活用することでリラックス効果を高め、冷静になることでその場を上手に切り抜けられるかもしれません。不安や緊張対策の1つとして、CBDを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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